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アートマネージメント

 

御神体、摩多羅神面

JAPANORIGIN    奈良  文化振興プロジェクト

大和国、奈良県桜井市にある多武峰・談山神社は、7世紀に日本建国のきっかけとなる大化改新の舞台となった歴史的な場所。その後、鎌倉時代から室町時代にかけて、延年、申楽など芸能の本拠地として栄華を極め、能楽の観阿弥・世阿弥の原点となる本拠地であった。日本の最古の芝居の台本が遺される日本の芸能・技芸発祥の地域の象徴的存在。その所以として、談山神社には先史時代からの芸能の神である摩多羅神を祀り、翁の面が御神体となっている。その談山神社の談山芸能文化会の企画プロデュースの担当理事を務める。日本の芸能の歴史的な聖地で、万葉集から現代詩、能楽から前衛舞踏、日本人の精神論からビート思想までを、それぞれの分野で日本を代表する知識人、専門家を集め、日本文化の原点をテーマにする文化イベントを企画プロデュースする。

談山セッション2011

「日本人とは、魂の源流」

東日本大震災から半年、あらためて日本人の精神文化とは何かについての提言。各界を代表する思想家たちによるトークセッションイベント。

出演:
山折 哲雄(宗教学者・哲学者)
おおえ まさのり(思想家・著述家)

長岡 千尋(談山神社宮司・折口信夫研究家)
稲葉 昭徳(雅楽篳篥演奏家)

談山セッション2012

「日本の芸能の原点が、ここにある」

日本文化の根幹に芸能があり、芸能の原点は談山にあり。日本の芸能の聖地で、伝説の神の舞である翁舞を、世界に舞踏を知らしめた傑出の舞踏家が舞う。日本の芸能の本質を体現するライブステージ。

出演:
石井 満隆(舞踏家)
YAS-KAZ(音楽家・打楽器演奏家)

上野 誠(奈良大学教授/日本文学者)

ライブステージを、ドキュメント映画製作する

ともに後援:奈良県

平成25年度 経済産業省クールジャパン事業 プロデューサー支援プロジェクトに採択

動画配信サイトにて、映像実況配信を実施する

日本の芸能の原点から、世界を目指す芸能舞台プロジェクトへ

世界が闇に覆われ、あらゆる災いが降りそそいだ時、アマノウズメノ命が八百万の神々の前で舞うことで、見事、アマテラスが姿をあらわし、ふたたびこの世に光が射し平和がよみがえる。神話「天の岩戸」である。このアマノウズメノ命の舞が、神楽の起源であり、日本の芸能の原点となる。

 

日本で誕生した舞台芸能、能楽、舞踏が、世界で注目を集め、至高の舞台芸術として敬意をもって認められている。その理由は、高度に磨かれた表現性とオリジナル性にある。ではなぜ日本人はそのような世界を驚愕させる芸能を産み出すことができたのか、その答えは、「天の岩戸」神話に見るように、芸能は常に神事と関わり、そこで育まれた日本独自の精神文化にある。能楽も舞踏も、日本人特有の世界観を見事に表現し成功を収めている。

 

情報メディア等の発達で急激にグローバル化が進む時代。世界を席巻している日本文化は、マンガやアニメ、そこから発生するキャラクタやコスプレ等のいわゆるサブカルチャー系文化となっている。やはりこれも、日本文化の土壌から誕生した独自性が、世界に多大な影響を与えるに及んでいることに変わりはない。

 

そこで文化の根幹にある舞台芸能ついて、とくに「舞」である現代のダンスカルチャーに注目した場合、伝統芸能の「能楽」や前衛芸術の「舞踏」に見るような、オリジナル性を表現するまでの成長には至っていない。現在ある社会的な時流や影響を考えた場合、この点についての理解と意識をもって、真似事から脱却しオリジナルを生むことができなければ、時代の流れの中で消え去っていくのは必定となる。日本のマンガやアニメ界を築いた先駆者たちは、日本のオリジナル性を充分認識して、その追求に努力を重ねたのは云うまでもない。

 

そこで2013年より、日本の伝統的な芸能のエッセンスを踏襲した、新たな舞台芸能としてダンスプロジェクトの企画開発段階へと活動のステージを移すことになった。世界を視野にした、日本オリジナルの舞台芸能の創造となる。この企画は、25年度の経済産業省クールジャパン事業プロディーサー支援プロジェクトとして採択され、企画開発についての支援を受けて推進してきた。

現在、事業推進プロジェクトの立ち上げ計画中

DANCE JAPAN  NEO KAGURA    東京 舞台芸能創造プロジェクト

KAGURAといっても、伝統的な神楽舞をやることではなく、新作神楽をするわけでもない。今、主流となるストリート系のダンスなど、いわゆるPOPカルチャーから誕生した現代のダンスパフォーマンススタイルがテーマとなる。それは神楽が大衆芸能の元となり、地域において今日まで伝承され続けていることに通じる。そこで重要なコンセプトとなるのがオリジナル性であり、日本の独自的な表現を生み出していくことが目標となる。かつて能楽は大陸から伝来した申楽から発生し、舞踏は、戦前に日本に導入されたモダンダンスの流れを汲む。しかしともに日本オリジナルの舞台芸能として確立され、世界的な評価を得ている。このオリジナル性が世界を舞台に展開することができるポイントとなる。NEO KAGURAはそういった主旨の象徴としてのネーミングとなり、国際的な展開でのブランディングを考慮して名付けた。既成のスタイルにこだわらない、まったく新たなパフォーミングステージである。

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